最近は皆様の健康への意識も変わって来たのか、さして気になるような事がなくとも定期健診を希望されて受診される方が増えてきたように思えます。ひじょうにすばらしい事だと思います。
もちろん健診を受ける時に大問題が発生する事は少ないように思えますが、一つだけ意識していただきたい事があります。
それはやみくもに健診を受けてそれで満足するのではなく、ここでも大いに自分自身の口の中に興味を持っていただきたいのです。
健診にみえる方で多くの方から言われる言葉に『悪い所があったら全部治して下さい』という決まり文句みたいなのがあります。ここにちょっと問題があるように思えます。
別のページでも書きましたが、歯は絶対に治りません。つまり定期健診の目的は『いかに永く自分の歯を持たせられるか?』という事になります。
我々歯科医が治療をする際、もちろん現状からその方法を決めていく訳ですが、現状以上に注意を払いたいのがその経過です。過去どういう経緯があって現状に至ったのか、この後どうなっていくのか・・・。
これも極論かもしれませんが、仮に虫歯と診断されたとしても、ここ数年特に変化がなくこれからしばらくも悪化していく見込みが無い歯の場合は治療しない方が 良い事が多いように思えます。
もちろんこれは定期的に診させていただくというのが条件ですが、少しでも気になる事、要治療と診断された箇所の事、前述の事を意識しながら大いに興味を持って主治医の先生に尋ねてみて下さい。
基本的に定期健診やカウンセリングは保険診療では認められない行為ですが、仮に全て保険内での治療行為を希望したとしても、真に皆様の健康を願う歯科医なら相談にのってくれるはずです。
定期健診を受ける時のツボ

